先日、保険会社(どうぶつの)からのメールで、
コロナ対応のため、しばらくの間は診察を受けなくても、
薬だけでも保険が効くとのことでした。
本来は、獣医さんまで連れて行き、診てもらわないと保険は効かないことになっています。
待合室も混みあっていることが多く、待ち時間が長くなってしまうこともあるので、
飼い主も、犬たちも、皆助かっていると思います。
相変わらず、うちのこの薬はすい炎、心筋症、そして目薬を処方してもらっています。
視力はもうないけれど、ドライアイや白目の充血には気を付けて目薬をしています。
視力は、1年半くらいの間にすこしずつ落ちていきました。
最初に気づいたのは、13歳半頃、
屋上のドッグランで自由に歩いているところ、壁のフェンスにぶつかるようになりました。
その後、家の中でもぶつかるようになり、テーブルの脚や部屋の角に緩衝材をまくようになりました。
今では、ふやかしたごはんをのせた手のひらを近づけても
見当違いのところを頬張る仕草をします。
口元にタッチしてあげないと、うまく口に入りません。
おそらく、鼻は利くけれど、どこにごはんがあるのかわからないのだと思います。
昨夜は、汚れ防止で手元に敷いてあるタオルを口に入れてしまい、それを食べるような仕草をしていました。
なかなか取れないくらい、しっかり噛んでいました。
その場でぐるぐるばかりのうちのこですが、時々ソファの周りを一周したり、
部屋の端から端まで直線に歩きます。
その時、行く先に障害物があると、立ち止まります。
タオルなどの柔らかい小さいものでも、身体に触れたか触れないか位の位置で、立ち止まって考えています。
そこから先には進みません。そのまま座り込むこともあります。
いつもそこにあるテーブルの脚や家具には、頭突きをするように勢いよくぶつかりますが、
普段そこにないものに出会うと、あれ?という顔をします。
とても敏感で、慎重です。
部屋の中の構造は忘れていないようです。
視力があった頃は、ごはんひと粒を「ナイスキャッチ」でよく遊んでいました。
1mくらい離れていても、結構高いところから落としても、めったに落とすことはありませんでした。
お散歩中も、いつものベンチでもらう高いところからのひと粒に、
真剣なまなざしで、一瞬でお口もこんなに大きく開いてしまいます。
2018年1月、12歳半