うちの犬(こ)日誌

☆A・コッカー「うちのこ(2005-2020)」老後の日々

うでまくら。

むかし実家で飼っていたポメラニアンは、寝る時に家族一人一人のベッドを回って、

最後に自分の場所で寝ていました。

時々、誰かの腕枕で朝まで過ごすこともありました。

 

うちのこは、人間のベッドに入ってきません。

一緒に寝ようと試みたことも何度かありましたが、そばで寝ることはあってもベッドに来ることはありませんでした。

今は、ベッドをやめて布団にしていますが、

最近になって夜中にごはんくれーと起こしにくる時以外、まったく近づきません。

 

幼少の頃は、しつこいくらいベッドに上がってきました。

きちんとしつけをしようと話し合い、ベッドに上がることもやめさせようと決めたのに、

何度下ろしても、言い聞かせても、叱っても、何しても、

全然めげずに何もなかったように何度もベッドに上がってくるうちのこに、

飼い主は降参しました。

トイレを済ませた直後にベッドに上がり、夢中で布団をホリホリするとどうしてもまた小が出てしまいました。

頻繁に布団を洗っていた記憶です。

 

それが、生後8か月を過ぎたころから人間のベッドには興味を持たず、

自分のところで寝るようになりました。

それから、夜一緒に寝たことはありません。

逆に今、一緒に寝ようと布団に入ってきたりしたら、

お別れを言いに来てる?みたいに感じて、焦るかも知れません。

 

人の腕では寝ないけれど、うちのこは自分で腕枕をして寝ていることがあります。

重い頭を上手に腕で支えていました。

横から見たら肉球がよく見えて、猫みたいなしなやかさでした。

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